喜夜楽番(キャラバン)


  巨大な魚の骨の中に収まった街

 星の種は宇宙を漂ううちに、同じく漂流している物に着生することがままある

この星は謎の巨大魚の骨に着生し、そのまま骨を取り込みながら星へと成長している途中だ

魚が細く長い形状だったため、街は自然と、その背骨に沿って並ぶ形となった

その様子が砂漠をラクダで長く一列に連なって渡る商隊を連想させることから、キャラバン街と呼ばれている